今回は、サイドビジネスで養殖を始めていこうと思っている方に向けた記事になります。もしかしたら、「養殖のサイドビジネスで月額〇〇万稼いでる」なんてニュースをみて、「俺にも出来そうだ」と簡単に考えている方もいるかもしれません。
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ですが、サイドビジネスで養殖は、そんなに甘くはありません。特に、生き物を育てた事のない方はここら辺のところは良く分からないかもしれませんが、なるべくリアルに伝わるように書いていきたいと思います。
目次
サイドビジネスで養殖ってどういうこと?
宇田川です!
今回は、サイドビジネスでの養殖について書いていきたいと思います。養殖と聞いて、あなたはどんな印象を持つでしょうか?
よく、ウナギの養殖とか言いますよね。もちろん、ウナギとなってくると大規模設備が必要になってくるので、サイドビジネスの領域では不可能でしょう。
もちろんウナギの例を出したのは、それをサイドビジネスでやれと言っている訳でなく、1つの養殖のイメージとして取り上げたわけです。
養殖というのは、生き物を育てて繁殖させて増やすという事です。なので、サイドビジネスで養殖をしていくという事は、何らかの生き物を飼い、繁殖させていって販売していくという事になります。
よく養殖のサイドビジネスで聞くのが、クワガタとかカブトムシの養殖ではないでしょうか?クワガタとかカブトムシを繁殖させて増やして売ればいい。
この様に聞くと、誰にでもできるお手軽なサイドビジネスに聞こえてしまうかもしれません。では、実際のところはどうなのでしょうか?
サイドビジネスの養殖で注意すべき点
では、サイドビジネスの養殖で注意すべき点を書いていきたいと思います。いくつかあるのですが、その前に一番大切なことは、モノではなく命を扱っているという事だと僕は思います。
命という事は、死ぬリスクがあるという事です。と言うよりも、生き物は思っているよりもすぐに簡単に死にます。人間で考えると良く分かるかと思います。
摂氏50度の部屋にいたら熱中症で死にますよね。逆に寒すぎても凍死します。一週間水を飲まないだけでも死んでしまいます。
そしてそれは、サイドビジネスで養殖しようと考えている生きものにとっても同じことが言えるのです。それを踏まえたうえで、養殖で注意すべき点を書いていきたいと思います。
1.安定的に増やさなければならない
サイドビジネスで養殖をしていく際注意しなければならない点の1つ目は、安定的に増やしていかなければならないという点です。
どんな生き物にしろ、オスとメス一匹だけではいずれはどちらも死ぬのみです。オスとメスを掛け合わせて、増やしていかなければならないという点です。
やってみればわかると思いますが、オスとメスをかけあわせて安定的に増やすというのは、予想以上に難しい事です。
2.設備投資
サイドビジネスで養殖をしていく際注意しなければならない点の2つ目は、設備投資がかかるという点です。どんな生き物を養殖するか?によってもちろんここは変わってきます。
例えば、メダカの養殖でしたら、水槽、酸素、餌代などがかかるでしょう。カブトムシの養殖なんかでも、水槽(虫かご)は必要ですし、土なんかも必要になります。
さらに、一番の問題はスペースです。どれくらいの規模でやるかにもよりますが、例えば一人暮らしのワンルームとかではかなり難しいのではないでしょうか?
部屋に寝るスペースと大量の水槽と虫だけでは、恋人や友人が遊びに来た時に間違いなく引かれてしまうでしょう。
また、匂いや音が出ることもあらかじめ覚悟しておきましょう。匂いは生き物なので仕方のない事です。音は生き物にもよりますが、コオロギなどの養殖では覚悟が必要でしょう。
3.出庫先
サイドビジネスで養殖をしていく際注意しなければならない点の3つ目は、出庫先です。仮に養殖に成功したとしましょう。
ですが、買い手(出庫先)が見つからなくては、養殖で増えた大量の生き物たちは行き場がりません。死んで大量の死骸が出るまで、一緒に暮らすことになってしまいます。
4.手間暇
サイドビジネスで養殖をしていく際注意しなければならない点の4つ目は手間暇です。これはすでに書きましたが、生き物なので、手間暇をかけなければすぐに死んでしまいます。
例えば、旅行で3日間留守にしただけでも、部屋の温度が急激に上がって全滅という事にもなりかねません。こう考えると、下手に旅行にも行けなくなります。
温度、湿度、エサやりには細心の注意を払わなければならないという事です。
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サイドビジネスで養殖しやすい生き物とは
上記の注意点を踏まえたうえで、サイドビジネスで養殖をしていかなければならない訳ですが、養殖に向いている生き物、向いていない生き物がいます。
向いている生き物というのは次の2点の条件を満たしている生き物です。
➀育てやすい
➁需要がある
育てやすいというのは、割と簡単に繁殖することができて、世話もそれほど必要がないということです。とは言え、何度も言いますが、生き物なので、全く世話しないと言う訳にはいかないでしょう。
需要があるというのは、実際に売れやすいかどうかという事です。すでに書きましたが、せっかく養殖して増やしても、買い手が現れなければ、待っているのは大量の死骸の処理です。
これらを踏まえたうえで、どんな生き物がサイドビジネスでの養殖に向いているのでしょうか?サイドビジネスの養殖に向いている生き物は、下記のようなものです。