「目標がない!本から目標を授かろう」
これが今回の記事タイトルになります。
”目標がない方””本を読むのが大好きな方”にうってつけの内容になってます。
「目標を持つことのメリット」「本から目標を授かる方法」「目標を授けてくれるような本との出会い方」
について、根本から書いていきたいと思います。
目次
どんな人間でもメリットを最優先に生きているという真理
「目標がない」
そんなあなたは、この様に思ってませんか?
「目標を持つことにどんなメリットがあるの?」「目標なんてなくたって何不自由なく生きていけるじゃん」
確かにその通りです。
この記事では「本から目標を授かる方法」を紹介していきますが、目標がない方に明確な目標を持ってもらい、人生をより充実したものにして頂くことを目標にしています。
ですが、そもそも”目標を持つこと”そのものにどんなメリットや意味があるのか分かってないと、目標を持とうとすら思いませんよね?
人間っていうのは、良くも悪くも、”メリット”を最優先して生きてるんです。意識的にしろ、無意識的にしろ、これを読んでいるあなたも必ずそうしてるはずです。
例えば、あなたが昼間の公園を歩いてるときに、道端で黒革の分厚い財布を拾ったとします。おそるおそる中を開けてみました。すると、20万円入ってました。さて、あなたはどのような行動をとるでしょう?
人によって、いろいろなパターンがあると思います。
ある人は、中身だけネコババしてサイフはポイッと池の中に捨ててしまうかもしれません。ある人は交番に届けるかもしれません。もしかしたら、ある人は見て見ぬふりして財布を元の場所に戻し、素通りするかもしれません。
それらは全て、その人その人の一番のメリットに従った行動なんです。
ネコババする方は「金が手に入る」という素直な慾に従ったんです。”良心”や、”落とした人は困ってるかな”という気持ちよりも、自分の利益の方が大きいんです。
交番に届けた方は、人間としての良心に従う行動の方が、メリットが大きいんです。落とし主から感謝されたときの喜びの方が、20万よりも大きいのかもしれません。
見て見ぬふりをする方は、もしかしたら急いでいて、自分の予定をこなすことが最優先だったのかもしれません。あるいは面倒な事に関わり合いになりたくなかったのかもしれません。
それぞれがそれぞれの一番のメリットに従っての行動なんです。
日常をよく分析してみて下さい。
日常っていろんな選択の連続ですよね?
「朝起きようかな・・・やっぱり5分だけ寝ようかな・・・」「夜中だけどお腹空いたからお菓子食べちゃおうかな・・・太るからやめとこうかな・・・」「あのセミナー参加しようかな・・・高いしゆっくりしたいから止めとこうかな・・・」
こんな時、無意識により利益の高い方を選択してるはずです。
どうでしょうか?
目標を持つことのとんでもないメリットとは
話を基に戻します。
「そもそも目標を持つことにどんなメリットがあるの?」って話ですね。
アメリカのハーバード大学で、卒業生に対しこんな調査がなされたんです。
その調査結果を知れば、目標を持つことにとんでもないメリットがある事がお分かりいただけると思います。
どんな調査課というと、こうです。
卒業生達に、「未来の明確な目標を紙に書き出し、それを達成すための計画をたててますか?」って質問をしたんですね。
その答えの割合がこうでした。
3パーセント「明確な目標と具体的な計画を紙に書き残している」
13パーセント「目標はあるが紙に書き留めてはいない」
84パーセント「明確な目標を設定してない」
そしてその10年後、彼らがどんな人生を歩んでいるか、追加調査がなされたんですね。
それはそれは驚きの結果だったんです。
「目標を設定したが紙に書き出さなかった13パーセントの卒業生達」は、「目標を設定していない84パーセントの卒業生達」の、約2倍の収入を得ていたんです。
さらに、「目標を設定し紙に書き出していた3パーセントの卒業生達」は、「残り97パーセントの卒業生達」の約10倍の収入を得ていたんです。
・・・いかがでしょうか?目標を持つことの驚きの効果、お分かりいただけたでしょうか?
さらに、こんな言葉があるのをご存知でしょうか?
「目標を持たない者は、持つ者の為に働くよう、一生定められている」
こう言い放った人物は、ブライアン・トレーシーという人物です。
ホームレスの様な無一文の状態から一財産を築き上げた、営業の神様と言われている人であり、アメリカで起きた自己啓発ブームの火付け役でもあります。
もう一度言いますが、「目標を持たない者は、持つ者のために働くよう、一生定められている」
この言葉の解釈は人それぞれですが、もっと分かりやすく言うと、「目標がない人は、目標を持ってる人の一生奴隷ですよー」って事です。
目標をもつとなぜ人生が変わるか
「薬物中毒」「重度のうつ病」「借金数百万」の状態から数年で億万長者にまで登りつめ、今はほぼ自動化された収入で世界中を飛び回っている億万長者の方がいます。
その方が、こんなこと言ってるんですね。
「成功の秘訣は、本能の逆をいくことである」
ここでこう一度、先程の例、日常はあらゆる選択の連続ですよーって話を思い出して欲しいんです。
「朝起きようかな?やっぱ眠いから寝ちゃおうかな?」「夜中だけどお腹空いたからポテチ食べちゃおうかな?太るから止めとこうかな?」「今日はイヤな事あったから焼け酒しちゃおうかな?お金がないから止めとこうかな」「勉強しようかな?ゲームしようかな?」
どっちを選ぶのが成功への道でしょう?一目瞭然ですよね?
こんな時、目標があると、日常の些細な選択に立たされたとき、感情がブレなくなるんです。選択を見誤らなくなるんです。
例えば、「1か月で5キロ体重を落とす」って目標があれば・・・、「今年こそは東大に入る」って目標があれば・・・、「1年で100万円貯める」って目標があれば・・・、そして目標を達成する決意がかたければかたいほど、選択を間違えないですよね?
そうです、「ダイエットすることが」「東大に受かる事が」「100万円貯めることが」その人にとっての最大のメリットになるんです。
そしてすでに述べた通り、人間は意識的にしろ無意識的にしろ、一番のメリットを最優先して選択を決定するって法則があります。
「成功の秘訣は本能の逆をいくことである」っていうのはこういう事です。
そして、本能の逆をいく秘訣は、「明確な目標を持つことである」このように言えないでしょうか?
あなたはどんな本の読み方をしてますか?
これまで、「目標を持つ事にはこんなにもメリットがある、だから絶対目標は持った方がいい」って話をしてきました。
そもそも今回のテーマは、「本から目標を授かる方法」なんで、本題の本の話に入っていきたいと思います。
ここまで読んで下さったあなたは、「目標の価値」に気付いてくださったことと思います。
そこでお聞きしたいのですが、「あなたはどんな本の読み方をしてますか?」
人によって、いろいろな本の読み方があると思います。
ある人は気に入った本の一冊を何回も何十回も読むような本の読み方をするかもしれません。
またある人は、様々なジャンルの本を大量に飛ばし読みする様な本の読み方かもしれません。
本の読み方には、いろいろな人がいろいろな事を言ってます。
ある人は「本は速読がいいよー」とか言う反面、小説家の平野敬一郎さんなんかは、本の読み方の本として「本の読み方、スローリーディングの実践」なんて本を出してます。
ですが、本から目標を授かる本の読み方としては、どちらでも良いんです。
意識すべきことは、「いかに本を読んで感情を揺さぶられるか?」「いかに本を読んでぶっ飛んだ世界に触れるか?」です。
人はどんな時に目標が見つかるか?って一度考えてみて下さい。
例えば、元プロボクサーの畑山隆則さんは、辰吉丈一郎さんのボクシングを見て「プロボクサーになろう」と決意したそうです。
あなたは女性でかなり太っていたとします。それがコンプレックスでコンプレックスで仕方なかったとします。何度も「ダイエットしよう」と思っては「私なんかが」と諦めてきたとします。
そんなあなたが本屋で手に取った一冊のダイエット本。何気なく購入し、家に帰って読んでみました。
すると、あなたよりも遥かに太っていて、性格も暗く、ずっと彼氏も出来なかった女性が、ある日ダイエットを決意し、日々奮闘しながら厳しいダイエットメニューをこなし、1年後には体重を半分に落とし、性格も180度変わり、優しい彼が出来るまでの、紆余曲折や努力の過程が書かれていたとします。
それを読んであなたはこう思うかもしれません。
「私よりもはるかに太っているこの人が出来たんなら、私にも出来るかもしれない、頑張ろう」
この感情の動きこそが、本から目標を授かる方法なんです。
人間のミラーニューロンと呼ばれる特徴を利用した方法です。
ミラーニューロンについてはこちらを是非ご参照ください。
また、あなたは会社員で、毎日過酷な長時間の労働をこなしていたとします。
そんなあなたが手に取った一冊の本。
そこには、世界中をただで旅行しながら”せどり”で自分の収入の倍以上の稼ぎを出している人の旅行記や体験記が書かれていたとします。(詳しくは述べませんが、努力すれば誰でも出来る、海外の方は多くの方が実践している方法です)
「労働収入」しか知らなかったあなたは、天地がひっくり返るほどの衝撃を受けるかもしれません。
「自分もやってみたい」こんな風に思うかもしれません。
これが、「本から目標を授かる本の読み方」なんです。
目標が見つかる本の選び方
「本から目標を授かる本の読み方は分かった」
「じゃあそうすればそんな本に出会えるんだ?」
この様に思われる方もいるかもしれません。
こんな言葉があります。
「あなたに準備が出来た時にメンターが現れる」
メンターは指導者って意味ですね。
どういうことかというと、「変わりたい」「この目標を達成したい」「こんなことがしたい」って思いがあり、それをする準備が整った時に、探さなくてもそれを達成するお手伝いをして下さるメンターが向こうから現れますよーって事です。
そして、実際にそうらしいんです。いろいろな方の体験が物語ってるんです。
そしてこれは、本にも言える事だと思うんです。
あなたに新しい目標を受け入れる準備が整った時に、あなたに目標を与えてくれるような本が向こうからやってきてくれるんです。
逆に、あなたに目標を受け入れる準備が出来ていないと、例え目標を授かれるような本を読んだとしても、目標を受け取ることが出来ず、その目標はあなたを素通りしてしまうんです。
じゃあ、本から目標を受け取れるような準備ってなに?って話ですよね。
それは、あなたが心の底から求めてるものだったり、潜在意識の奥深くに眠ってるものだったりするんです。
なので、心や感情や欲望の整理が整った時って言えると思います。
それはあなたのトラウマや劣等感だったりするので、こちらの記事を一度見てみて下さい。
あなたの深い部分に眠るポテンシャルやエナジーを呼び覚ましてくれるような本がきっとあるはずです。
ぜひそんな本から上手に目標を授かって下さい。
まとめ
今回は、目標を持つことの絶大な効果を重点的に、本から目標を授かる本の読み方、目標を与えてくれる本との出会い方について書いてきました。
いかがでしたでしょうか?
ここまで読まれて、「目標は持たなければいけないもの」と思われてしまった方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
当然目標なんて無くても生きていけますし、目標がないことが悪い事でもありません。
ですが、しつこく書いてきたように、”目標を持つこと”と”人生を成功させること”がリンクしてるのはいろいろな事例や研究結果からも確かなことです。
この記事を読んで下さった方には成功して欲しいのでこんなことを書いてきましたが、無理して目標を見つけることはありません。かりそめの目標はいつか崩れます。
まずはしっかりと自分自身の心と向き合ってください。
そして、なんとなくブックオフなどで気になった本を読むって感じでいいと思います。
あなたに準備が出来た時に、本があなたにふさわしい目標を運んできてくれるはずです。
応援してます。
関連記事です。こちらもぜひご参照下さい。