今回は、今年の目標を手帳で管理するポイントを紹介していきたいと思います。年の初めにピカピカの手帳を購入する方も多いでしょう。せっかく真新しい手帳を購入しならば、とことん使いこなしたいもの。
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今回は、人間の本質的な部分からアプローチして、今年一年の手帳をとことん使いこなす極意を紹介させて頂きたく思います。ぜひ楽しみながら参考にして頂ければと思います。
目次
人生の分野から眺めた手帳術
宇田川です。
今回は、今年一年を最良の年にする様な手帳術を紹介していきますが、その前に、もっと広い視点から人生というものを眺めていこうと思います。
もちろん、意味があっての事です。人生をいくつかの分野に分けた視野から手帳を使っていくのと、そうで無いのとでは、手帳を使い目標を管理する上での意味合いの深みが変わってくるのです。
具体的に言うと、こうすることで、自分が手帳を使って達成したい目標は人生においてどんな意味があるのか?がよく見えるようになるのです。なので、一番初めにぜひこのプロセスを踏んで頂きたく思います。
人生をいくつかの分野で分けるのには、いろいろな分け方があるのですが、僕は、8つの分野に分ける方法をおすすめします。
1.お金(経済面)
2.家族面、恋愛面
3.仕事面
4.健康面、美容面
5.スキル、知識
6.人間関係
7.精神面、スピリチュアル面
8.趣味、娯楽面
これら8つの分野において、それぞれの今年一年の理想というものを、なんとなくでいいので明確にして頂きたいのです。例えば、家族面でしたら、「両親と何でも話し合える関係」とか。スキル、知識面でしたら、「英語を話せるようになりたい」とかです。
逆に、例えば、あなたの今年達成したい目標が、「オーストラリアに旅行に行きたい」と先に決まっていたとします。その場合、その目標は人生8つの分野のどこに当たるか?も、考えて頂きたいのです。
こうすることで、自分の人生というのもを多角的な面から眺めることが出来、今年一年を始めるにあたって達成したい目標の意味合いが深まっていくことと思います。
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手帳を使う前に「なぜ」を明確に
次にして頂きたいのが、「なぜ」をぜひ明確にしてみて頂きたいのです。先程人生8つの分野を紹介しましたが、あなたのお金面での理想が、「貯金を200万円貯める事」だったとします。
では、貯金を200万円貯めたいのはなぜなのか?を明確にするという事です。というのも、その目標を達成できるかもしくは途中で挫折してしまうかは、大部分が理由によって左右されるからです。
例えば、「200万円貯めて海外に留学に行きたい」という理由と、「なんとなく200万円という響きがいいから」という理由と、「お金を持っていた方が女性にモテるから」という理由とでは、ゴールは同じですが、そこに向かうまでの心のエネルギーというものが、全く変わってくるのです。
もちろん、どの理由が正解でどの理由が不正解という事はありません。ですが、理由が明確でないと、途中で目標を見失ってしまった時にあなたを支えてくれるものが何もなくなってしまうのです。なので、目標を定めたら、なぜ?をぜひ明確にしていって頂きたく思います。
手帳のメモ欄を利用して大まかな目標を具体化する
いよいよ、具体的に手帳を使っていきます。手帳にはどんな手帳だろうと、後ろの方に「メモ欄」という部分があるかと思います。
ちなみに余談ですが、「どんな手帳を使ったらいいか分からない」という方がたまにいらっしゃいます。ですが、こればかりは人それぞれの好みなので、どの手帳がいいという決まりはありません。
人によっては「この手帳がいいよ」というおすすめがあるかもしれませんが、それはあくまでその人にとっての「良い」であり、万人共通のものではないのです。
なので、ぱっと見の直感で使いやすそうなものを選べばいいと思います。とは言え、今年一年お世話になる手帳ですので、ある程度吟味して最良のものを選びましょう。
話しを戻すと、手帳のメモ欄には、今年一年の大まかな理想を書き出していって欲しいのです。人間には、理想が明確であればなにがなんでもその理想に向かって進んでいくといった習性があります。
だからこそ、ここでたてる理想は今年一年の人生の大まかな方向性を決める重要なポジションになります。とは言え、あまり深く考えずに自分の欲望や理想に素直になることが大切です。その際、人生8つの分野をぜひ活用して下さい。
【美容、健康面】
○体重65キロ以下をキープ
○夜は22時前には寝る
○週2日ほどジョギングをする
こんな感じで、なんとなくでいいんです。くどいようですが、自分の理想や欲求に正直になるのがポイントです。そんな感じで、大まかな今年の目標を手帳のメモ欄に記入していきましょう。
ブレイクダウンして目標をタスク化
次にそれらの理想の中から、一番思いの強いものをいくつかピックアップして下さい。「いくつか」というのも曖昧な表現ですが、一番想いが強いもの、あるいは今年に何としても達成したい事をピックアップして下さい。
そのピックアックした目標に焦点を当てて、今度はブレイクダウンを行っていきます。ブレイクダウンは、細かくして期間ごとに落とし込んでいく作業です。
例えば、あなたの目標が、トイックで800点台を取る事だったとしても、そこに至るまでの戦略が必要になってきます。まず単語を攻めるのか?リスニングを鍛えるのか?文法をマスターするのか?などなどです。
それらの戦略を具体的にしていく作業が、ブレイクダウンです。ブレイクダウンした目標は、手帳に書き込んでいきましょう。例えば、「3月までに新しい英単語を500個覚える」「8月までにこの参考書を一通りマスターする」などなどです。
それらを具体的に手帳に記入していくと言いう事です。その際、いくつかのポイントがあります。
ポイント1:目標設定はSMARTの法則に乗っ取って
今年叶えたい目標をブレイクダウンして手帳に落とし込む際は、SMARTの法則を意識して行う様にしましょう。SMARTの法則に関しては、下記の記事を参照ください。⇒
ポイント2:50対50の法則を意識する
今年叶えたい目標をブレイクダウンして手帳に落とし込む際のポイントの2つ目は、「50対50の法則を意識する」です。50対50は、何が50対50なのかというと、目標が50パーセント、修正が50パーセントという事です。
目標をたてた事がある方なら分かると思いますが、実際に始める前から完璧な予定なんてたてられる訳がないのです。なので、予定を立てる際は、50パーセントくらいの気持ちで、その時のステージで決めればいいんです。
この段階から完璧になんてやっていたら、いつまでたっても始められません。逆に、最初にブレイクダウンした戦略を守る必要は全くないという事です。
「最初に決めた事は守らなきゃ!」という方がたまに見受けられるのですが、その目標がどんな分野だったとしても、進んでいくに従い視野が広がっていくのは当然のことです。
より良いやり方が見つかったり、「最初はこのやり方がいいと思ったけど、やってみるとこっちのが良かった」といったことは、当たり前の様に出てくるのです。
それは、その都度臨機応変に対応していけば良いのです。目標達成の手法にPDCAサイクルというものがあるのですが、そのサイクルを意識するといいでしょう。
PDCAサイクルに関しては下記の記事を参照ください⇒
>>「pdcaで目標達成!基礎の基礎からpdcaを超分かりやすく解説」
実績は必ず手帳に記入する
ブレイクダウンした目標を手帳に書き込んだら、その隣に、必ず実績を記入していく様にして下さい。その際は、具体的に数で記入していく様にしましょう。
この実績はすでに書いた通り、必ずしも目標値と同じである必要はありません。とにかく、完璧主義というのは一番の敵だと思って下さい。
実績を記入するのは、目標プランをより良いものにしていくデータとなるからです。もしもブレイクダウンした目標設定を変更する際は、修正ペンなどで消さずに、色を変えてその隣に新しいものを記入していく様にしましょう。
そうすることで、その目標を達成するまでの歩みというものが、後々まで残っていくことになります。10年後にその手帳を見返した時にいい記念になる事でしょう。
まとめ
今回は、「今年の目標を手帳で管理!理想を叶える手帳術のポイントを解説」という事で、今年一年の目標を手帳を使って管理する際のポイントを紹介してきました。
大まかなイメージで言うと、最初に起きなイメージを描きそれをどんどん具体的にしていき、手帳に落とし込んでいくといったイメージです。
下記の記事もぜひ参照してみて下さい⇒
>>「手帳で目標達成!目標達成を10倍加速させるおすすめの手帳術」
最後までお読みいただきありがとうございました!