あなたには目標達成したい事があるでしょうか?「ある」とお答えになったあなたにさらに問いたいと思います。あなたはノート術を使っているでしょうか?目標達成にノート術は必須です。
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逆に、ノート術を使わずに目標達成しようとすることの方が、難しすぎて出来ないでしょう。今回は、ノート術が目標達成に直結する最大の秘密と共に、目標達成に向けた最大限効果の高いノート術を紹介したいと思います。
目次
あなたがノート術だと思っていた行為はノート術ではなかった現実
こんにちは!脱サラコンサルタントの宇田川です。
あなたは、物心ついた小学校低学年の頃から、ノートというものを取ってきていると思います。ですが、そのノート術はここでは一度忘れて下さい。
なぜなら、あなたが小中高、人によっては大学、そして、社会人になってからも続けているノート術は、実はノート術ではなかったからなんです。
では、物心ついた頃から何年も何十年も、カリカリとノートに書き綴ってきていたあれは一体何だったのか?というと、あなたが小学校一年生の頃からやってきているのは、「メモ」なんです。
メモとは、見聞きしたことを忘れない様に、あるいは後で見返せるようにノートなどに記しておく作業です。あなたが物心ついた頃から、ノート術と思ってし続けてきていることは、実は、ノート術ではなく、単なるメモなんです。
では、目標達成に必要なノート術とは一体何なのか?という当然の疑問が出てくると思います。それは後半で詳しく書きますが、1つだけ大きな違いをあげるならば、メモが受動的なものに対し、ノート術は能動的であるという事です。
メモでは目標達成は出来ないんです。ノートで無ければなれないんです。なぜなら、目標達成とは、誰かにしてもらうものではなく、あなたが自分の力で成し遂げるものだからです。
その上で最大限の力を発揮してくれるのがノート術なんです。
ノート術を使わずに目標達成する方が困難な証拠
実は、次々と自身の目標達成を実現してきている人たちは、ほぼ例外なくノート術という習慣を持っています。なぜ「ほぼ」かというと、1人1人にアンケートを取り、リサーチした訳ではないので、どうしても想像にならざるを得ないからです。
ですが、冒頭でも述べた様に、目標達成はノート術無しに成し遂げようとすることの方が難しすぎて出来ないからです。よほどの天才であれば可能かもしれません。
ですが、僕も含め、恐らくは普通の一般人であろうあなたがなにか目標を達成しようと決断したならば、ノートを取るにはペンが必須であるように、目標達成にはノート術が必須なんです。
それがどんな目標だろうと、この限りではありません。例えばあなたが脱サラし、自分でビジネス展開を行っていくことを目標として居ようと、資格獲得を目標として居ようと、ダイエットで減量することを目標として居ようとです。
実は、あなたは知っているかどうか分かりませんが、テレビに毎日の様に顔を出している超一流のトップアスリートの方々も、彼らが目標を達成し、超一流になった陰には、「ノート術」が存在しています。例えば、次のような方々です。
本田圭佑選手
本田圭佑選手は、小学校6年生の頃からサッカーノートをとりはじめ、その数は今では100冊以上あるそうです。
本田のサッカーノートはすでに100冊以上ある。
書き始めたのは岡田監督のもと、日本が初めてW杯へ出場した98年からだ。
当時小学6年だった本田は、父司さん(50)の叔父で、カヌー日本代表として東京五輪に出場した本田大三郎氏と大阪府内の自宅で対面した。「スポーツ選手は毎日、ノートを取れば、うまくなる。日記のように書けばいい」と言われ、感銘を受けた。
この時から毎日、ノートに日記を書くようになった。初めは3食に何を食べたという程度のものだったが、徐々にサッカーの技術を書いた。
細かい練習メニューとその反省点を書き、成長につなげた。今でも毎日、欠かさない。
その中身はサッカーで勝つための要素が詰まっている。
中でも世界最高峰の舞台で対戦したライバルの情報は岡田ジャパンにとって、何よりの財産になる。出典:南高魂~熱くなれ~
羽生結弦選手
羽生結弦選手もノート魔の一人です。彼は自身のノート術に「発明ノート」という名前をつけて、スケーティングに関する様々な事を書き綴っています。
ソチ五輪フィギュアスケート男子で金メダルに輝いた羽生結弦選手の“強さ”を支えたのは「発明ノート」。そんな興味深い記事を朝日新聞が報じた。
発明ノート……。うん、実に面白い名前だ。
実はこのネーミングは、羽生選手自身。
発明ノートには、毎日、練習で気になったことや思いついたことを、とにかく書く。スピード、タイミング、感覚、試したいこと、悪かったこと、疑問点……。頭に浮かんだことは、なんでも書く。翌日リンクに立った時、ひらめきを試し、その成果をまたまた書く。
人に見せるものでもないので、殴り書き。自分のためにとにかく書く。それが、「発明ノート」だ。
羽生選手は同世代の選手よりも、3回転ジャンプを跳べるようになるのが遅く、意外にもジャンプが大の苦手だったそうだ。
ところが、発明ノートを書き続けたら、ジャンプが“強み”となった。いや、「なった」のではない。彼の中にあった強さの種を、発明ノートが開花させたのだ。
出典:ヤフーニュース
なぜノート術が目標達成に必須なのか?
目標達成にはノート術が必須で、多くの目標達成を実現しているトップアスリートの中でもノート術は常識となりつつあるという現実を知れば、その効果を疑う余地はないでしょう。
ですが、「なぜ?」と気になりはしないでしょうか?なぜたかがノートに目標達成を実現させる力があるのでしょうか?理由を知らずに取り組むのと、理由を知ったうえで取り組むのとでは、後々の結果に違いが出るという研究結果があります。
理由を知ったうえで納得して取り組んだことの方が、明らかに高い結果を出すことが出来るんです。なので、ノート術が目標達成に効果が高い科学的根拠を紹介しておこうと思います。
そうです。ノート術が目標達成に高い効果があることは科学的に実証されていることなんです。
1.ノート術は思考の整理に繋がる
まず1つとして言えることは、ノート術は思考の整理に繋がるという事です。つまり、目標達成には思考を整理していく必要があるという事です。
なぜ、目標達成には思考を整理する必要があるか?それは、思考が整理されると行動が変わるからです。行動無しに目標達成はあり得ないという事は誰もが疑う余地はないでしょう。
家で漫画を読んでいるだけで東大に合格する、ゴロゴロしながらポテトチップスを食べているだけで10キロ減量する、家でゲームをしているだけのニートが大金を手にする、こんなことは、あり得ない事です。
つまり、目標達成に行動が必須なのは疑う余地はない事なのですが、問題は、「何をどのように行うか?」です。目標達成に最も大事なのが、「やる事、やり方、継続」の3要素であることは、これまで何度も述べてきました。詳しくは下記の記事などを参考にして下さい⇒
「やる事、やり方、継続」の3要素を整え、常に最善のものにしていくには思考が伴います。そしてそのもととなるのがノート術なんです。
つまり、この様な図式が成り断つわけなんです。
2.ノート術は潜在意識を活性化する
ノート術が目標達成に必須であることの科学的根拠の2つ目として、ノート術は、潜在意識を活性化する働きがあるという事です。
目標を達成するには、潜在意識を活性化させる必要があるんです。ノートに書くという行為は、自身の目標を強く潜在意識にすり込むと同時に、潜在意識に隠された今まで気づくことのなかった願望や欲望も発掘してくれます。
この様にノート術は、「すり込み」「発掘」と、潜在意識において二重の効果があったんです。目標達成に潜在意識が必須であることは、下記に記事にも詳しく書いています。⇒
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目標達成に直結するノート術テクニック集
ここまで読んで下さったあなたは、ノート術が目標達成に直結することをもはや疑う余地はないでしょう。科学的根拠もあり、数限りない証拠もあるからです。ですが、あなたの声はこうなのではないでしょうか?
「ノート術が目標達成に直結するのは分かった。だけど、肝心のノート術のやり方は?」
OKです。これだけは最低限押さえておきたい目標達成に直結するノート術のポイントをまとめてみました。ぜひ参考にして今すぐ始めてみて下さい。
POINT1.何を書いたらいいか?
「何を書けばいいか?」これがまず最大の疑問だと思います。思い出して欲しいのが、冒頭で述べた言葉です。あなたが今までノート術だと思ってきていたものはノート術ではなく、メモであった。
その最大の違いは、メモが受動的であるのに対し、ノートは能動的であるという事です。ざっくりした言い方をすれば、目標達成に向けたあなたの内側から湧き出てきた要綱をノートにとればいいんです。
ですが、これではあまりにも抽象的すぎるので、ノートにとる際は下記のポイントを目安にして下さい。
●ゴール(最終的に成し遂げたい目標)
●理由(それはなぜなのか?)
●期限(いつまでにゴールにたどり着きたいか?)
●ゴールに向けたアイディア
●目標達成のためにやるべきこと(毎日のルーティーン)
●目標達成のためにやめるべきこと
●今日よくできた事と出来なかった事、その理由とポイント
●新たな気付き、発見
POINT2.いつ書いたらいいか?
いつノートに書いたらいいか?というのも当然の疑問でしょう。これは要綱によって異なってきます。理想は下記です。
【毎日夜寝る前】
●ゴール(最終的に成し遂げたい目標)
●理由(それはなぜなのか?)
●期限(いつまでにゴールにたどり着きたいか?
●今日よくできた事と出来なかった事、その理由とポイント
【思いついた瞬間】
●ゴールに向けたアイディア
●目標達成のためにやるべきこと(毎日のルーティーン)
●目標達成のためにやめるべきこと
●新たな気付き、発見
つまり、ノートを常に持ちあるっておく必要があるという事です。なぜなら思いついた時にすぐにノートを取れるようにです。なぜ思いついたらその場でノートをとる必要があるかというと、人間はすぐに忘れてしまう生き物だからです。
思いつきは、あなたの潜在意識から出てくるものです。このノートを常に持ち歩いてノートをとる習慣というのは、ピカソさんはじめ、過去の偉人の多くも持っていた習慣です。
POINT3.どのように書いたらいいか?
次に気になるのが、ノートの取りかたでしょう。何を、いつ書けばいいかは分かった、じゃあ次はどのように?ではないでしょうか?
僕がおすすめするのが、SMARTの法則にのっとってノートを書くことです。SMARTの法則にのっとったノートの取り方については、下記の記事を参照ください⇒
中でも最も重要なのが数字を頻繁に使うという事です。
●2020年3月までに
●毎日10キロのランニング
●毎日2時間
●一日15回
POINT4.ノートは見返すことを前提に
次のポイントとして、ノートは見返すことを前提にとるという事です。この「見返す」という作業が、潜在意識にすり込む上でも重要になってきます。
ぜひ、一日に何度も何度も自分の目標達成ノートを見返しましょう。見返した時に分かりやすいように、色分けをするなどの工夫も大切です。
まとめ
今回は、「ノート術で目標達成!10倍目標達成を加速させるノート術の秘密とは!?」という事で、目標達成にはノート術が必須であることの、理由、科学的根拠、証拠、そして、具体的なノート術のポイントを書いてきました。
何度も言いますが、ノート術を使わないで目標達成しようとする方が難しすぎて出来ません。目標達成するには、移動に車が必要である様に、ノートとペンが必要なんです。
ノート術は、毎日の日記としても使えます。ノート術を日記として使い、目標達成のスピードをさらに早める方法は下記の記事を参照ください!⇒
>>「日記で目標達成!10倍目標達成を早める日記の書き方とは!?」
また、目標達成においては、下記関連記事も参照ください⇒