今回は、サラリーマンのが副業で個人事業主をしていく場合、社会保険はどのようにすればいいか?について書いていきたいと思います。
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サラリーマンであれば、強制で社会保険が適用されます。個人事業主も、加入しなければならない保険と言ったものが存在します。しかし、社会保険と個人事業主が入るべき保険の重複する箇所はどのように手続きしていけばいいの?と言うのが今回の趣旨になります。
目次
サラリーマンと個人事業主の兼業はそもそも可能?
宇田川です!
今回は、サラリーマンが副業で個人事業主をしていく場合、社会保険はどのようにしていけば良いの?といった話になります。
まずは本題に入る前に、そもそもサラリーマンと個人事業主の兼業は可能なの?と言った基本的なところから書いていきたいと思います。
基本的なところとは言え、現在サラリーマンをしていて副業で個人事業主を検討している方にとっては、大きな疑問なのではないでしょうか?
結論から言うと、法律上サラリーマンと個人事業主を兼業するのは全く問題ありません。実際、サラリーマンをしながら副業で個人事業主を行い、副収入を得ている方は沢山存在します。
副業の個人事業主は会社にばれる?
しかし、中には副業禁止の企業に勤めていて、副業が会社にばれるとまずいと言う方もいるでしょう。果たして、副業の個人事業主は会社にばれずにやっていく事は出来るのでしょうか?
結論から言うと、かなりの確率で副業の個人事業主を会社にばれるのを防ぐ方法が存在します。副業が会社にばれるケースは、チクられるか住民税の通知かのどちらかです。
誰にも副業の事をしゃべらなければチクられることはありませんし、住民税は給料から天引きではなく自分で払う様に選択することで、バレるリスクを最大限下げることが可能です。
詳しくは下記の記事を参照ください⇒
>>「ばれないサイドビジネスを!サイドビジネスが会社にばれる3つのケースと対処法!」
個人事業主の収入が赤字の場合節税対策になる
さらに、個人事業主の収益が赤字だった場合、大きな節税対策になるのをご存知でしょうか?なぜこうなるかと言うと、所得税は総収入により決定されるからです。
仮にサラリーマンの給料が400万円だったとして、個人事業首の収益が200万の赤字だったとすると、所得税は200万円に課せられるのです。
詳しくは下記の記事を参照ください⇒
>>「サラリーマンの副業が赤字の場合確定申告で還付が受けられる!?」
しかし、この様手続きのをする場合は会社に副業がばれることは覚悟しましょう。
社会保険とは
サラリーマンと個人事業主は問題なく兼業できるし、バレるリスクも少ないという事です。では次に、本題であるサラリーマンをしながら副業で個人事業主をする場合社会保険はどうなるか?と言った部分に触れていきたいと思います。
まず、社会保険について簡単に説明していきたいと思います。サラリーマンであれば社会保険は当たり前の様に加入しているはずです。
しかし、その中身を詳しく把握している方は少ないのではないでしょうか?社会保険の中身は、➀医療保険➁年金➂労災保険➃雇用保険⑤介護保険の5つです。
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医療保険
医療保険とは、怪我や病気をしたときに病院代の一部を負担してくれる保険です。サラリーマンの方であれば、カードタイプの保険証を会社から渡されるはずです。
年金
次が、年金保険です。老後に支給されるやつです。サラリーマンの方であれば、厚生年金保険と言ったものに加入されているはずです。
労災保険
業務中の怪我などの場合に適用される保険です。業務中の怪我や病気であれば、医療保険ではなく労災保険が適用されます。災害にあった労働者への社会復帰や遺族などへの援助も行われます。
介護保険
介護保険は40歳以上の方に加入が義務付けられています。自分が介護状態になった時に介護費用を負担してもらうための保険です。
以上の5種類が社会保険の中身になります。
個人事業主が入るべき保険
サラリーマンの方であれば社会保険は強制加入になりますが、個人事業主の方は保険はどのようにしていけば良いのでしょうか?
個人事業主のかたも入るべき保険と言うものが存在します。
健康保険
一つ目は健康保険です。サラリーマンの医療保険にあたる保険になります。サラリーマンの方であれば社会保険に強制加入なので、万が一の病気やけがの場合は医療保険で何割か賄うことが出来ます。
しかし、個人事業主の方は自分で加入する保険を選択し加入する必要があります。これは特に強制ではないのですが、何があるか分からない事を考えると加入するのが常識的でしょう。
主な健康保険は国民健康保険ですが、業種ごとの健康保険組合がある場合はそちらに加入することも出来ます。
年金保険
次が、年金保険です。サラリーマンの方であれば社会保険の厚生年金に強制加入されますが、個人事業主の方は自分から年金に加入する必要があります。
必ず入るべき年金は国民年金になります。その他任意で入れる年金と言うのも存在します。不可年金や国民年金基金などです。
もちろん費用はかさみますが、その分老後に手厚く援助を受けることが出来ます。
個人事業主で従業員を雇う場合
個人事業主が加入すべき保険は主に上記2種類になりますが、従業員を雇っていく場合は、従業員用の保険がさらに必要になってきます。
例えば、労災保険、従業員用の雇用保険、健康保険や厚生年金などです。従業員を雇う個人事業首の規模になってくるとサラリーマンの副業ではなかなかいないかもしれませんが。
サラリーマンと個人事業主を兼務する場合保険はどうなる?
では、予備知識としての前置きが長くなってしまいましたが、本題のサラリーマンと個人事業主を兼務する場合、社会保険はどうしていけば良いのか書いていきたいと思います。
例えば、サラリーマンの社会保険の医療保険に該当するのが、個人事業主の国民健康保険になります。多くの方が気になるのは、サラリーマンと個人事業主を兼務する場合は両方の保険に加入しなければならないの?といった問題ではないでしょうか?
この問題ですが、基本的に保険がかぶるという事はありません。なので、サラリーマンをしながら個人事業主をしていく場合、医療保険か国民健康保険かのどちらかでいいのです。
ですが、サラリーマンであれば社会保険は強制加入になりますので、医療保険に加入することになります。つまり、個人事業主の国民健康保険には加入する必要は無いという事です。
仮に、個人事業主としての仕事をしている最中に怪我をしてしまった場合でも、医療保険を使う事が出来るという事です。
同じ理屈で、年金もサラリーマンと個人事業主を兼務する場合、厚生年金のみで国民年金に加入する必要はありません。
まとめると、サラリーマンと個人事業主を兼務する場合、保険がかぶっている箇所はサラリーマンの社会保険が適用されるという事です。
まとめ
今回は、「サラリーマンが副業で個人事業主をしていく場合社会保険はどうなるの?」という事で、サラリーマンの方が副業で個人事業主を行っていく場合、社会保険はどうなるのか?について詳しく書いてきました。
もう一度述べると、社会保険は全くそのままで問題ないという事です。個人事業主で加入すべき保険は社会保険でまかなえるという事です。
ですが、個人事業主で従業員を雇っていく場合には従業員用の保険に加入する必要がありますのでご注意ください。
話しは変わりますが、今サラリーマンは副業をしていく必要性に迫られています。どんな必要性か?については、もしよろしければ下記の記事を一読して頂ければと思います⇒
>>「サラリーマンよサイドビジネスをせよ!4つの根拠からサイドビジネスをしなければならない理由を検証」
今回の記事は以上になります。最後までお読み下さりありがとうございます(^^)
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