今回は、部下と目標達成する方法をお伝えしていきたいと思います。目標は一人で達成するよりも、誰かと達成する方が、達成した時の喜びはけた違いに跳ね上がります。
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それが、カワイイ部下であればなおさらです。ですが、そんな都合のいい部下ばかりでないのが実際のところです。ですが、人間の心理や言動には法則が存在します。その法則さえ押さえることが出来たならば、どんな部下とだろうと、目標達成の喜びを共有できるんです。
目次
押さえておきたい部下の定義とは!?
こんにちは!宇田川です(^^)
今回は、部下の話です。部下と言うと、一般的にはあなたの下で働いてくれている社員をさすかと思います。ですが、人間に上も下もありません。
もしもあなたが上司であるならば、ここの区分けが出来ていることが前提として必要になってきます。部下はあくまで仕事上の立ち位置なだけです。
そこが分かってない上司は、部下と目標達成の喜びをかみしめることは難しいでしょう。会社組織はチームです。チームには役割分担が必要になってきます。
その役割分担として、あなたは上司、部下は部下という、区分けが存在するだけなのです。チーム、もっと言えば会社といった広い視野で眺めた時、あなたも部下も、同じコミュニティーに属する存在として対等なのです。
例えば、人間の体で、目は手より偉いとか、皮膚より口の方が偉いなんてことがあるでしょうか?どこのパーツも同じ体の一部です。
上司と部下の関係も、会社という広い視野で眺めた場合、同じことが言えるのです。しかし、だからこそチームとしてあなたは部下に指示を出す義務がありますし、部下は上司の指示をこなす義務があるとも言えるでしょう。
じつはここがポイントでもあり、だからこそ、「上司である俺は偉い」と勘違いしている上司が多くいることも事実です。すでに書きましたが、人間に上も下もありません。
会社内では、上司は指示を出し部下は指示を受ける義務がありますが、それはチームだからこそであり、上司が偉いわけではありません。それこそ、人間としては対等なので、恋人を廻ってライバルになることがあってもいいのです。
脱サラしても尽きることのない部下との関係
もしもあなたが仮に脱サラを念頭に置いているとして、会社を離れたら部下との関係は人生において無くなるかというと、そんなことはありません。
独立しても、あなたの下で働いてくれる人が出来れば、その人が部下となるわけですし、外注さんを使うとしたら外注さんが部下といえなくもない訳です。
そんな時、今回紹介する部下との信頼関係構築スキルが築けてさえいれば、会社での目標達成だろうと、独立してからの目標達成だろうと、部下と唯一無二の目標達成の喜びを共有することが出来るでしょう。
会社での目標達成というと、1つのプロジェクトだったり、売り上げのノルマだったりするわけですが、部下とのチームワークは上司であるあなたにかかっていると言っても過言ではありません。
少なくとも、部下は、上司であるあなたに達成すべき目標を依存しているはずです。相当出来た部下でない限り、自分が責任を前面に背負おうなんて気概は持っていないでしょう。
すなわち、部下との目標達成はあなたにかかっている訳であり、その根幹は部下とどれだけ密に人間関係が築けているかで決まってくるという事です。
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最高の部下を持つ究極の方法
では、どうすれば目標達成の喜びを最高に共有し合うことの出来るような人間関係を部下と築くことが出来るのでしょうか?それは、当たり前ですが、最高の部下を持つことです。
最高の部下というと抽象度の高い表現ですが、要するにあなたを最高に慕ってくれて、あなたのために身を削って頑張ってくれる部下がいれば、これ以上ないほど最高な部下なわけです。
そして、全ての部下をその様な最高の部下にしてしまう方法が実は存在しています。それは何かというと、あなたが部下にとって唯一無二の存在になる事なんです。
部下は勝手に最高の部下になんてなってはくれません。では、どんな時に最高の部下に変身するかというと、あなたが上司として心から尊敬でき一生付いていこうと思われた時に、あなたの部下は最高の部下に変身するんです。
それにはどうすれいいかというと、あなたが最高の上司になればいいわけです。あなたが最高の上司になれば、部下は勝手に最高の部下になってくれるんです。
部下との人間関係が終わる時
話しの流れから行くと、部下と目標達成の喜びを共有するためにあなたが最高の上司になる方法を書くところだと思います。ですが、すこし視点を変えて、部下との人間関係が終わる時の仕組みを書いていきたいと思います。
なぜこんなことを書くかというと、部下との人間関係が終わる仕組みにこそ、あなたが最高の上司となり、あなたの部下が最高の部下となり、一緒に目標達成の喜びを共有できる最高の秘密が隠されているからなんです。
では、どんな時に部下との人間関係が終わるのでしょうか?それは、お互いの考えや感情にズレが生じた時なんです。分かりやすく例を出して説明していきたいと思います。
例えば、あなたの指示は完璧にこなしてくれますが、一切自主的に仕事をしようとしない部下がいたとします。あなたは、その部下に一歩進んで自ら仕事を探してこなすようになってほしいと思っていたとします。
ある日、あなたはその事を部下に告げました。部下は、口では「はい」と返事してくれましたが、一向にあなたの指示待ちのスタンスが治りませんでした。
あなたは少しムッとして、再び部下を呼びだし、少し強めに注意しました。にもかかわらず部下は一向に治りませんでした。
この様な状態は、実は部下との人間関係が終わる危険な兆候なんです。あなたはどんな感情をその部下に抱くかというと、こうではないでしょうか?
「なんでこの部下は再三注意推してるのに一向に治らないんだ?口ではハイという癖に、上司の言う事を聞く気があるのか?」こんな風に思う訳です。
実は部下はどんな風に思っているかというと、こうです。「なんだ?この上司は?部下が上司のいう事を聞いて仕事をするのは当たり前だろ?なんで当たり前の事やってて怒られなきゃなんないんだよ?だいたいこっちは言われたことだけこなして、楽して給料もらいたいんだよ。自分から進んで仕事をこなすなんてめんどくさい事出来るか!」
上司と部下の間にはその位の温度差があるのです。その温度差をうめていかに目標達成の喜びを共有できるかが、あなたの上司としての腕の見せ所なんです。
最高の部下を得て目標達成の喜びを共有する唯一のスキル
上記の例でいくと、あなたは、「仕事は自分から率先して見つけてこなしていくもの」という、スタンスの考えな訳です。逆に部下は、「上司は部下に指示をだして、部下はその指示を聞くもの」という考え方のスタンスなんです。
その考え方の溝が大きくなっていくと、あなたと部下の人間関係が終わるのです。では、その溝を埋める唯一の方法は何かと言うと、「理解」です。
理解さえすることが出来れば、基本的にはどんな部下とでも、目標達成の喜びを共有し合う事が出来ます。上記の様な部下との正しい付き合い方は、あなたの「仕事は自分で見つけてこなすもの」という考えを部下に押し付ける事ではないんです。
では、どの様に対応すればいいのかというと、その様な部下にはより丁寧で分かりやすい指示を出してあげればいいのです。そして、指示をこなしてくれた時は、存分に褒めてあげることです。
そうすることで、部下は上司であるあなたから「理解されている」という感情を抱くのです。
先程の話しに戻りたいと思います。部下と共に目標を達成し、目標達成の喜びを部下と共有し合うには、最高の部下を得る必要がある。
最高の部下を得るためには、あなたが最高の上司になる必要がある。そして、最高の上司になるには、部下にとってあなたが唯一無二の存在になる必要がある。ここまでがすでに書いてきた内容です。
そして、どの様な上司を部下は唯一無二の存在に感じるかというと、「心から理解されている」と感じた時なんです。あなたの部下を「この人は自分の事を心底理解してくれている」と思わせることが出来たならば、その部下は、最高の部下に変身します。
つまり、目標達成の喜びを共有しあえるような最高の部下を得るただ一つのスキルは、部下を理解するスキルなんです。このスキルは、はっきり言って効果が高すぎます。
さらに、部下以外の人間関係の基本も、「理解」が土台になっています。なので、「理解する」というスキルさえ獲得することが出来たならば、どんな人間とでも目標達成の喜びを供することが可能となるのです。
まとめ
今回は、「どんな部下とでも目標達成を可能にする「たった一つ」のスキルとは!?」という事で、どんな部下とでも目標達成出来てしまう唯一のスキルについて紹介してきました。
ぜひ、「理解」というスキルを磨いていって下さい。部下だけでなく、このスキルさえきちんと身に着けることが出来れば、基本的には人間関係が終わるという事はなくなります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
またお会いしましょう(^^)