あなたには目標達成したい事があるでしょうか?目標達成の一番の敵は、やる気の低下です。動かなければならないのがわかっているのに動けない・・・やる気がでない・・・もっとも避けなければならないのが、こんな状態なんです。
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そこで今回は、最も効果が高いと思われる、やる気を出すための9つのテクニックを紹介したいと思います。この方法を使い、ぜひ、目標達成のやる気を上がりっぱなしにしちゃってください。
目次
そもそも目標達成のやる気とは!?
そもそも目標達成に向けたやる気って何でしょうか?やる気は、車で言えばガソリンと一緒です。いくら高性能の車があってもガソリンがないと動かない様に、やる気がないと、人間は動き出すことが出来ません。
では、やる気の正体って一体何でしょうか?実は、科学的に解明されているんです。
「やる気」は脳のほぼ真ん中にある側坐核(そくざかく)という部分が働き脳内物質が分泌することで「やる気」がでてきます。
側坐核(そくざかく)は脳の真ん中に左右ひとつづつある小さな器官です。
側坐核に刺激を受けると勉強の「やる気」が出るのですが、この側坐核はやっかいで、あなたがやる気を出そうと思っても、なかなか活発に動き出しません。
出典:勉強のプロセス
つまり、やる気を出すためには、意図的に神経伝達物質を分泌し、脳の側坐核を刺激することが出来ればいいわけです。その方法もすでに科学的に解明されています。
やる気を出すためのブースターの役割をする神経伝達物質については、下記に記事で詳しく書いています。ぜひ参照して下さい。⇒
>>「無気力を封じ込め目標達成する3つのテクニック!生涯無気力と無縁になる極意とは?」
今回は、目標達成に使える選りすぐりの7つのテクニックを紹介していきます。
1:とにかく行動してみる
目標達成のやる気を出すテクニックの1つ目は、とにかくはじめてみるというものです。「何だそれは?」と思われるかもしれませんが、これは作業興奮と言われる作用を利用したものなんです。
例えば、「掃除をやりたくない」と思っていても、やり始めてみたらいつの間にかノッてきてしまい、予定以上にピカピカにしてしまった、なんて経験はないでしょうか?
これこそまさしく作業興奮なんです。側坐核はじっとしていてもなかなか活発に働きださないんです。じゃあ、側坐核を活性化させるにはどうすれば良いかというと、行動すれば良いんです。
やる気がないから動けないのではなく、正確には、動かないからやる気が出ないという事です。
作業興奮の使い方は下記の記事でも詳しく書いています。ぜひ参照して下さい。⇒
>>「心理学で目標達成!目標達成に有効な心理学テクニックBEST10」
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2:アウトプット
目標達成のやる気を出すテクニックの2つ目は、「アウトプットする」です。アウトプットはやる気をだす効果的な方法です。アウトプットはインプットに反対で、出力の事です。
具体的には、話す、書くなどになります。何をアウトプットすればいいかというと、何でも構いません。目標達成に向けたプランでもいいですし、やるべきことや、タスクのリストアップでも構いません。
ここでポイントが、第三者を絡めるという事です。アウトプットは第三者を絡めることで、そのやる気を何倍にも高めることが出来ます。
具体的には、友人に、自分の目標をしゃべるでもいいですし、アクションプランやTODOリストを仲間と共有してもいいでしょう。
3:理想の人物と触れ合う
目標達成のやる気を出すテクニックの3つ目は、「理想の人物と触れ合う」です。この方法は、ミラーニューロンと言われる脳の機能を利用した、やる気をだす効果的な方法です。
ミラーニューロンについては、下記の記事を参照して下さい。⇒
「理想の人物と触れ合う」と言っても、直接会わなければいけないと言う訳ではありません。物理的に毎回理想の人物と合うというのは不可能でしょう。下記の方法もミラーニューロンを受けるのに有効です。
■理想の人物の書籍を読む
■理想の人物の写真を目に付くところに貼っておく
■理想の人物の音声を聴く
■理想の人物のブログやフェイスブックを眺める
4:運動をする
目標達成のやる気を出すテクニックの4つ目は運動です。運動をするだけでやる気が出ることは実は科学的にも証明されています。
実は、運動には抗うつ剤と同等の効果があることがわかっています。
1999年にデューク大学のジェームズ・ブルメンタール氏は、うつ病の患者156人を集めました。氏は、患者を3つのグループに分けて、実験をおこなったのです。
- 抗うつ剤グループ(抗うつ剤のゾロフトを服用する)
- 運動グループ(週3回、30分の有酸素運動をする)
- 併用グループ(上の2つを併用する)
その結果、16週間後、3グループとも大幅にうつが解消したのです。それぞれのグループで、約半分の患者はうつが完全に解消しました。
運動には、(1)薬と違って副作用がない、(2)お金がかからない、(3)他の病気の予防にもなる、などのメリットがあることを考えると、抗うつ剤よりも運動の方がおすすめできます。
引用:ビジネス心理学
同じ運動でも、有酸素運動がやる気を出すのに効果が高いです。理想は、1週間に6日間45分~60分の有酸素運動が理想的だそうです。
これはなかなか厳し条件ですが、毎日ジョギングやウオーキングなどの習慣を作ると効果が高いという事です。
さらに詳しい運動の効果に関しては下記の記事を参照ください⇒
>>「運動を今年の目標にしたい方必読!失敗しない運動の目標達成法」
5:手放す
目標達成のやる気を出すテクニックの5つ目が「手放す」です。何を手放すかというと、あなたの目標達成を阻害するもの、あなたのやる気を奪うものです。
これは、やる気を出すためになにかするというよりも、逆転の発想で、やる気を奪うものを手放し、やる気が出ざるをえない状況を作るというものです。
マンガ、雑誌、ジャンクフード、炭酸医療、あなたのやる気を奪うものは出来るだけ排除していきましょう。なにも、これはものに限ったことではありません。
人においても同じことが言えます。あなたを目標達成から遠ざける人物、あなたのやる気を奪う人物とは、出来る限会わないようにしましょう。
6:思う存分休む
目標達成のやる気を出すテクニックの6つ目が、「思う存分休む」です。「何だそんな事か」と思われるかもしれませんが、休息はやる気を出す上でとても重要です。
やる気が出ない大きな原因の1つとして、慢性的な疲労があげられます。慢性的な疲労状態では、脳内の神経伝達物質の分泌も低下してしまう事がわかっています。
なので、「疲れてる」と感じた時は、無理せず思い切って休むことが、結果的に目標達成の一番の近道です。また、疲れにくい肉体を作ることも重要です。
体を疲れにくくするには、生活を整え、ストレスフリーになることです。生活リズムを整える方法は、下記の記事を参照して下さい。⇒
>>「無気力を封じ込め目標達成する3つのテクニック!生涯無気力と無縁になる極意とは?」
7:報酬を用意する
目標達成のやる気を出すテクニックの7つ目は「報酬を用意する」です。報酬がある事で、やる気がアップするというのは、脳科学的にも明らかにされていることです。
脳の器官の一つである「線条体」は、依存や快楽と関係があるとされている器官で、言い換えれば「やる気スイッチ」とも呼べる器官なのです。
「行動の結果、報酬がある」という状況においてはこの線条体が活発に動くことが分かっています。何か自分に対してご褒美を用意することでやる気を上げることができます。
出典:キャリアサプリ
ここで大切なのは、「どんな報酬か?」です。あなたが最も魅力を感じる報酬でないと、意味はありません。その為には、「自分の欲望を正確に知る」というのも大切です。
報酬が目標達成のやる気を出すのにどのように関係しているかは、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参照ください⇒
>>「目標達成にご褒美は有効!?あまり知られていない最高のご褒美の秘密」
8:ドーパミンを分泌させる
目標達成のやる気を出すテクニックの8つ目は、「ドーパミンを分泌させる」です。ドーパミンは脳から分泌させる神経伝達物質です。
ドーパミンには、人間の意欲を高めたり、快感を与えたり、ストレスをおさえる働きがあります。まさにやる気を出すのに必要な物質と言えます。
やる気が無くなってくると、人間は無気力になったりひいては鬱になってしまう事もあります。その原因にはストレスなども多分に影響しているのですが、栄養不足というのも大きな要因なのです。
ドーパミンなどのやる気を高める神経伝達物質も、当然物質からできています。神経伝達物質を構成する食べ物を食べていないと、それだけで神経伝達物質の分泌量が減ってしまい、鬱になりやすくなるのです。
この事実にはきちんとした実例があります。ネットビジネス界で有名な村上むねつぐさんという方がいます。村上さんは若いころ鬱に悩まされていました。
その村上さんが、うつが治った最大のきっかけがメンターの助言で栄養分のたくさん含まれた食事をとるようになったことだと言っています。
それくらい食事と神経伝達物質、ひいてはやる気が出る出ないは密接に関わっているのです。では、具体的にどんな食事をとったり、ドーパミンを効率よく分泌させるアプローチをとっていけば良いのか?については、ぜひ下記の記事を参考にして下さい⇒
>>「ドーパミンで目標達成!合法的にドバドバドーパミンを分泌させる方法」
9:映画や本から影響を受ける
目標達成のやる気を出すテクニックの9つ目は、「映画や本から影響を受ける」です。先程、ミラーニューロンを紹介しましたが、ミラーニューロンの影響を受けるのは、実は人からのみではないのです。
テレビや本や雑誌など、身の回りにあるありとあらゆるものに私たちは気付かないうちに影響を受けているのです。その実例として、恋愛がなぜかうまくいきにくい女の子の好きな映画を尋ねると、失恋映画だったりします。
もちろん、それだけが原因ではないでしょうが、少なからず失恋映画から影響を受けて自分の恋愛がうまくいかなくなっていることも考えられるのです。
この身の回りにあるものからもミラーニューロンを受ける事実を逆手に取った手法が、これになります。例えば、ドキュメントなどでスポーツ選手の頑張っている姿を見たりすると、やる気が出てきたりしませんか?
その働きがミラーニューロンの働きです。つまり、自分のやる気を奮い立たせてくれる様な映画や本に、出来るだけ触れる様にするのです。
映画や本の具体的な選び方に関しては、下記の記事を参照ください⇒
>>「自分を変える映画に出会う方法!その3つのポイントについて徹底解説!」
まとめ
今回は、「目標達成のやる気を一瞬で高める7つのテクニック」という事で、目標達成に向けたやる気を出す方法を書いてきました。
やる気は、科学的に解明されているという事です。決して精神論では片付かれないという事です。やる気さえ自由自在に操ることが出来れば、目標達成はお手の物でしょう。
目標達成の絶対条件は行動することであり、行動するにはやる気をコントロールする必要があるからです。目標達成に向けた正しい行動に関しては、下記の記事も参照してみて下さい。⇒
>>「目標達成のマネジメント!核心から迫る真のマネジメントとは!?」
最後まで読んで下さりありがとうございました!!
また次の記事でお会いしましょう^^